【不動産投資初心者】物件購入前に読むべき3冊の本【本質】

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何のための「不動産投資」?

何のために不動産投資をするのでしょうか?

そもそも投資をしようと考えたのはなぜでしょうか?

・勤め人から卒業したい
・お金に追われる生活から脱却したい 
・少しでも生活を楽にしたい

投資をしようという動機、理由は人それぞれ、様々あると思います。

ではその際、どこを目指すか。不動産投資でどのレベルの収入を目指すのか。

いざ物件を買う、その前に、どこを目指していくのか決めて進まないと、進路のない航海になってしまいます。

・どういうレベルの収入を目指すのか
・何から始めたらいいのか

その際に何を参考にしたら良いのでしょうか?

目指す収入レベルは?何から始めたら?【不動産投資の本】厳選3冊

私は現在、プライベートカンパニーを設立し、そこを通じての不動産投資を実践していますが、実際に不動産投資を始めるまで、100冊以上の本を手に取り読んで来ました。

その中には、内容が極端に薄い本、その考え方ではまずいのではないか、という内容の書かれている本など、「外れの本」も多く存在しましたが、

・とても優れた、バランスの良い観点で書かれたもの
・参考になる観点、考え方が散りばめられているもの
・実体験に基づいた信頼性の高いもの

などの良書もたくさん存在しています。

そんな中から今回は、

私の100冊以上の不動産投資の本の読書経験から、「目指す収入レベルは?何から始めたら?」

と考える際に参考となる本、厳選3冊を紹介します。

「手取り年収1000万円が最強」説【不動産投資の本】

まずは1冊目。

億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!! 年収400万円+副収入でプチリッチになる
吉川英一 著


内容を整理します。本のテーマは、

・手取り年収1000万円ゾーンが所得税率23%に収まるスイートスポット
・日本で大金持ちを目指すのは税率の状態から至難の業
・まずは人生を楽しめる、手取り年収1000万円を維持できる状態を目指そう

自分の人生の目的とは?幸せな生活とは?それは好きなことをして過ごすことなのではないか?

という著者の実体験に基づいた話です。

サラリーマンとして辛く苦しい生活から、

・自由な好きなことをやる時間とそれをするのに充分な収入のある暮らしを
・まずは安定して手取り年収1000万円を確保する状態の実現、維持を
・その後でどこまで目指すか、人生の目的を考えてはどうか

ということを伝えています。

不動産投資の本で、

どこまでの収入レベルを目指すのが自分の人生にとって幸せなことなのか

こういう主張を自身の経験と根拠を示しながらしっかりして伝えている本の代表として、オススメしたいと思います。

地方格安100万円戸建て投資のススメ【不動産投資の本】

ついで2冊目。

まずは100万円で一等地の空き家を買いなさい 不動産に格安投資して勤め人を卒業する方法
加藤ひろゆき 著


「はじめに」にこの本の著者のメッセージがまとまっている。

・苦しい生活から脱却するために挑戦したのが中古戸建ての不動産投資だった
・田舎で低価格で高利回りな優良な物件を探し出す
・経済的自由を手に入れて勤め人を卒業しよう

本文の中では、具体的な自分の事例を元に、

・地方での激安中古物件購入術
・リフォーム術
・客付けのやり方

を紹介している。そしてその途中途中で、自身の戒めとなっている経験や出来事を独特の語り口で話している。

最後の章では、他の二人の投資家との対談形式で、

・不動産投資を始めたきっかけ
・最初に購入した物件
・勤め人を卒業して
・今後始める人へのアドバイス

と、他の人の事例を紹介しながら話をまとめ直し、締めくくっている。

個人不動産投資家界隈で有名な加藤ひろゆき氏。大きく欲張らず、その時の自分に出来ることを、楽しみながら取り組んでいるその姿。私もその一人ですが、とてもファンが多い方です。

戸建て賃貸投資に特化した内容【不動産投資の本】

不動産投資関連の本の中で、意外と少ないのが、「戸建て不動産投資」について詳しく書いている本です。

3冊目は、その「戸建て不動産投資」に特化した本を紹介します。

マイナス金利時代のありえない「戸建て賃貸投資術」
新谷准司 著


この本は戸建て賃貸投資に特化して書かれているため、アパート、マンション投資に比べた戸建投資の有利さを集中して取り上げています。

・アパートマンションのリスク(飽和状態、新築の家賃保証リスク)
・戸建ての有利さ(入居者ニーズ、建築費ダウン傾向)

著者は供給業者のため、

新築戸建てを建てよう、買おう

という方向に持っていきがちですが、中古で激安を買うばかりでなく、築浅、新築でも高利回りならその方が安心なのは、その通りだと思います。

いずれにせよ、戸建ての賃貸物件は需要と供給のバランスが取れていないため、まだ競争力が高いですので、検討の価値はあると思います。

どこを目指し、何から始めるのかしっかり先に考える

不動産投資を始めるに際して、どこを目指し、何から始めるのが良いのかを考える参考になる3冊をご紹介しました。

不動産投資を始まる前に、

・何を目的に投資をするのか
・自分の望んでいる暮らしのレベルはどのくらいなのか

まずはここをしっかり見定めることが肝要で、それから具体的なアクションを始めていけば良いのだと思います。

最後に【不動産投資の考え方】

加藤ひろゆき氏の対談の最後の方に出てきますが、

・最初のうちはあれもこれもと手を出さないで種類を絞り込む
・戸建てなら戸建て、マンションならマンションと、詳しくなるまで取り組む

・エリアは地震などの自然災害リスクを考えて、ある程度の分散もやむなし

実は私自身、中古戸建てを中心に投資をしています。そのため、その有利さや取り組みやすさは実感があります。

一度入居すると、特に小さな子供のいるファミリー世帯は長く住んでくれています。

また、賃貸のオンシーズンである春先や秋を外して空室になったのですが、そう長くかからずに埋まりました。

もちろんリスクもありますが、戸建て賃貸の最大の強み

・一度入居すると比較長く住んでくれること
・需要が多い割に供給が少ないため常に探している人がいること

です。

今回は戸建て投資の話が多めになりました。

中古の戸建て投資。

初めはこれから取り組むのが、リスクも動かす金額も少なく、いろいろと学べて良いかもしれません。

⬇︎その他にも不動産投資本を紹介しています⬇︎

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また、不動産投資についてより詳しい情報を探す場合には、

「不動産投資リスク減らしたい.com」

などの専門的なサイトも参考にしてみてください。

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