海外不動産投資を考える観点
ハワイの不動産投資について語る前に、まずは海外不動産投資を考える観点について。これまでの繰り返しになりますが、
どの国のどの地域の何に投資するかを考える際に、まずはその投資を通じて何を得たいのかを考えます。
- 資産を増やしたいのか
- 資産を守りたいのか
- 資産を分散させたいのか
- その国、地域で仕事をしたいのか
それを決めたうえで、
- キャピタルゲイン
- インカムゲイン
- タックスメリット
- 政治の安定性
この4つのバランスを見ながら、
- ハイリスクハイリターン
- ミドルリスクミドルリターン
- ローリスクローリターン
それぞれの選択肢の中から投資対象を絞り込んでいくのだと思います。
そんな中でのハワイ不動産投資の魅力とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
ハワイ不動産市場の現状
ハワイ投資の注意点
世界中の富が集まるアメリカはハワイ。
古くからハワイは開発がされており、特にワイキキの中心部には、様々な建築の規制もあり、なかなか新しい建物が立ちにくい状況です。
また、古い物件はメンテナンスコストもそれなりにかかるようになってくるのもネックです。
既に不動産価格全体が高騰しており、高額な投資が必要となる、それがハワイの現状ではあります。
また、2019年8月から、非合法バケーションレンタルの規制に関しての法律が市議会を通りました。
- リゾートゾーン以外で30日未満の賃貸を行っている
- 住宅のオーナーが住んでいないで、30泊以内の貸出しを行っている
について、禁止されることになりました。
日本在住投資家で短期賃貸をしている、バケーションレンタルで運用しているオーナーにとって、オーナー自らが住んで貸し出すという事は出来ないので、1.に該当す場合は今後のバケーションレンタルが出来なくなるようです。
このようなデメリットもありますが、
- 規制にかからないでバケーションレンタルの運営ができるリゾートエリアの物件
- 自らが利用しない投資用物件
の購入と運用であれば問題ありません。
ハワイ不動産投資の魅力
では、様々な課題も出てきているハワイへの不動産投資。
そんなハワイ不動産投資の魅力とはいったいどのようなものになるのでしょうか。
資産価値の安定性
ハワイには世界中のセレブが集まり、富が集まっています。
リゾート地として屈指の人気を誇るハワイ。その魅力は衰えるどころか増す一方です。
そんなハワイへ投資する投資家達は世界中に分散しています。
そのため、リーマンショックの影響もいち早く脱却したのがハワイマーケットでした。
資産価値の安定を求めるなら抜群の投資先です。
価格は下がったことがなく、これからも大きな値上がりは見込めないでしょうが、しっかりと上がっていくことでしょう。
世界中の富が集まるのですから、ステイタスも高いのは言うまでもありません。
価値の下がらない、安定した投資先としてのハワイの魅力は非常に高いと言えます。
減価償却メリット
また、ハワイはアメリカですので、建物と土地の比率で建物が高く、古い物件の償却メリットがあります。
大きく減価償却できる加速度償却では、法定耐用年数を過ぎた物件の場合、
- 法定耐用年数×0.2(小数点は切り捨てられます)
で減価償却をできます。これを加速度償却と言います。
加速度償却は以下のようになります。
- 鉄筋コンクリート(RC) 47年
- 木造 22年
築年数の古い物件で償却メリットを享受する、そういった投資方法が可能です。
経験豊富な現地パートナー、整った法制度の存在
ハワイには日本人向けに商売をしている不動産会社がたくさんあります。
大きな会社もありますし、信頼できる経験豊富な会社が数多く存在しています。
また、そういった会社では
- 会計士や弁護士の紹介
- 市場調査と報告
- 日本語対応も可能
で、大きな不自由や情報不足を感じずに取引を進めることが可能です。
そもそも先進国のアメリカですので、当然ながら法制度も非常に整っています。
情報収集を怠らず、しっかりと知識を身に着けながら取引を進めていけば安心度が高いのは魅力です。
ハワイ不動産投資の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
実際に投資をされる場合は、経験豊富なパートナーを見つけ、しっかりと情報を得ながら、投資を進めていってみてくださればと思います。
その他、不動産投資についての様々な情報を探す場合には、
などの専門的なサイトも参考にしてみてください。
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